海外メディアの切り取り記事に反応多数。この切り取り部分だけ見ると怒る人も多いでしょ…

イギリスのゲームニュースサイト『games rader+』が投稿した記事が海外で話題となり、その内容はMTG開発チームの “チーフデザイナー” 『Mark Rosewater』さんの発言の一部を切り取り記事と感じるものでした。

今回は記事の内容など まとめていきます。

❙ games rader+、Mark Rosewaterさんのブログの切り抜き記事

『games rader+』とは、イギリスのニュースサイトで1999年からスタートし、ゲームのレビューやニュースに関して発信している歴史ある情報サイトです。



国内ではあまり馴染みのないサイトだと思いますが、そんな『games rader+』の一つの記事が物議を醸しています。
※私個人の印象です。

その記事はMTG開発者、チーフデザイナー『Mark Rosewater』さん個人ブログから一部を引用した記事でした。

URL:https://www.gamesradar.com/tabletop-gaming/mtg-head-designer-mark-rosewater-says-fans-must-adapt-or-walk-away-if-they-dont-like-universes-beyond/

上記和訳は…

MTGのヘッドデザイナー、マーク・ローズウォーターは、ファンは適応するか、Universes Beyondが気に入らないなら「離れる」しかないと述べている。


かなり過激なタイトルですね…😅

私は実際に双方の記事やブログを確認したうえで、『games rader+』の記事は『Mark Rosewater』さんの発言を一部切り抜いた記事であり、読者に大きな誤解を与えかねないと感じました。

めっちゃ長いですが、『Mark Rosewater』さんのブログからチェックすると分かりやすいと思います。

【ブログへの質問者】

こんばんは、マーク!これは、あなたが私たちの話を聞いていない、あるいは軽視していると感じている人たちが聞きたいことについて、今日のあなたの質問への回答です。

私の視点の背景を説明すると、私はUBが登場する約15年間マジックをプレイし、Blogatogを定期的にフォローしていたので、初期の議論はすべて見てきました。

私が最も苛立ったのは、あなた(や他の人たち)がUBを嫌うことを特定のゲームメカニズム(例えば、ライブラリー破壊、カウンター呪文)やジャンル(例えば、ホラー)を嫌うことと同一視しようとしたり、「マジックは常にこうしてきた」ということを示すためにアラビアンナイトのような難解な例を持ち出したりした時でした。

これらの回答は、多くの場合、不誠実で意図的に要点を外しているように聞こえました。

さらに悪いことに、質問者の気持ちを軽視し、矮小化しようとしているように聞こえました。

あなたが「リスがエムラクールと戦う」という例を、マジックが12個の法的に異なるIPを取り込んでいることとどういうわけか同じであるかのように使ったことを覚えています。

コミュニティに対してオープンで積極的に活動されている姿勢に深く感謝しています。私(そしておそらく多くの人)はあなたを尊敬していますので、否定的なことを言うつもりはありませんが、あの時期のUBに関するあなたの発言全体が、私には非常に不快な印象を与え、あなたが人々の懸念を意図的に誤解したり無視したり、あるいは適切な言葉が見つからないのですが、コミュニティを「ガスライティング」しようとしているように感じられました。

もしそうでないのなら、次のような言葉を聞けると大変ありがたいです。

「ゲームが以前とは根本的に変わってしまったこと、そしてこの変化によってあなたがプレイに興味を失ってしまった可能性があることを認識しています。これは単にゲームシステムやジャンルの好みの問題ではないと思いますし、そうであるかのように装ったり、あなたがそう感じていることを間違っているかのように見せかけようとしているわけでもありません。あなたの懸念は正当なものです。」長文になってしまい申し訳ありませんが、これはデリケートで根深い問題だと理解しているので、私の考えを正確に伝えたいと思いました。残りの一日も素晴らしい時間になりますように!




【Mark Rosewater】さんの回答

2週間後に「魂の暗夜」というタイトルのポッドキャストエピソードを公開します。

その中で、プレイヤーの意思によってゲームが私の思い描いていた方向とは全く異なる方向へと進んでしまった、私自身の体験談を語っています。(ご存知ない方のために説明すると、これはゲームにおける統率者戦の台頭に関する話です。)

マジックは私の人生において極めて重要な役割を果たしてきました。

仕事も、恋愛も、多くの友人たちも、すべてこのゲームを通して出会ったものです。マジックが私のアイデンティティの中核を成していると言うのは、控えめな表現でしょう。

そして、ゲームが自分の望む方向から変化していくことを受け入れるにあたって、私は本当にいくつかの葛藤と向き合わなければなりませんでした。

私がこの困難を乗り越えることができた根本的な理由は、深く掘り下げて、このゲームで自分にとって何が最も大切なのかを認識することでした。マジックは私の人生において、素晴らしい善の力となってきました。それは私の人生を、実に多くの良い方向に変えてくれたのです。

私は、このゲームが他のプレイヤーにも同じように役立つことを心から願っています。そのためには、プレイヤーがゲームに求めるものを満たさなければなりません。私は批判的な目で、コマンダーがゲームにどのような影響を与えているのかを検証する必要がありました。

それはマジックを新たな形で身近なものにしてくれた。ポジティブな体験を生み出し、新たな人間関係を築き、私がずっとゲームに取り入れたいと思っていた、よりカジュアルな要素を加えてくれた。(だからこそ、私はアンセットにずっと情熱を注いできたのだ。)

私はそれを、時代とともに変化する不動産に例えてみました。私が子供の頃に読んだ物語は、今日語られる物語とは全く異なります。世界は変化し、ポップカルチャーもそれに合わせて変化していくのです。

変化によって取り残される人がいることは、十分に理解しています。もしかしたら、あなたが愛するものが、あなたが受け入れられないような形で変化しているのかもしれません。

私のポッドキャストの要点は、私がこの問題を軽視していないことを強調することでした。「魂の暗夜」という表現は、文字通り信仰の危機を指しています。

私は物事の理由を説明しようとする立場なので、変化が起こっている理由に焦点を当てがちです。最新の変化に戸惑っている人たちにもっと寄り添う時間を持つべきでしょう。私自身、司令官という役割を受け入れるのに何年もかかりました。

だから、心の闇を抱えている皆さん、私は本当に皆さんの苦しみを理解しています。マジックの流動性は最大の魅力の一つですが、ゲームに惹きつけられた原点から離れていくのを見るのは辛いものです。

進むべき道は実質的に3つしかない。

1) 変化を受け入れ、新しい道のどこが他の人に好まれているのかを見極めることを学びましょう。

2) 同じ考えを持つ人を見つけて、自分が好きなようにゲームを続けられるようなコミュニティを作りましょう。

3)立ち去る。


それらのどれも、本質的に容易なことではない。

第四の道を求める声があることは理解しています。

4) ゲームを以前の状態に戻す。


ゲームの世界でも現実世界でも、そういう仕組みにはなっていない。一度チューブから出た歯磨き粉は、もう二度とチューブには戻らないのだ。

Universe Beyondが好きか嫌いかは別として、このゲームはゲームの本質を根本的に変えました。規模と認知度の両面で、ゲームを全く新しいレベルへと引き上げています。これは、Commanderが人々のゲームに対する認識と関わり方を永遠に変えたのと同様です。

苦境に立たされている皆さんの多くが、1) または 2) の道を見つけられることを願っています。私は皆さんがそれを見つけるお手伝いをしたいと思っています。私が心の暗夜を乗り越えることができた大きな要因の一つは、コマンダーがなぜそのような行動をとるのかをより深く理解することでした。私は、コマンダーが生み出す喜びを真に理解する必要があったのです。

もし、皆さんが3番目の道を選ぶとしても、私は全く理解できます。他の道も応援したいと思っていますが、皆さんが自分にとって最適な方法を選ぶことを尊重しなければなりません。

プレイヤーとパス4について議論するのはやめなければならない。それは本当のパスではないし、私がそれがパスではない理由にばかり焦点を当てていると、誰も勝てない議論を繰り返すだけだ。

つまり、私が耳にする皆さんの本当の苦しみを決して軽視するつもりはありません。MTGの絶え間ない変化には良い面もありますが、悪い面も確かに存在します。皆さんの苦しみに同情しますし、皆さんの中には大変な思いをされた方もいらっしゃることを申し訳なく思います。

1)の道を選びたい方のために、なぜ多くの聴衆がこの新しい変更を好んでいるのかをよりよく理解していただけるようお手伝いします。

2)の道を選びたい方々には、お互いを見つけやすくし、行動を起こすよう促すお手伝いができればと思っています。

3)の道を選んだ方々へ、長年にわたる皆さんとの交流をどれほど楽しんできたか、そして皆さんがいなくなることをどれほど寂しく思うかを強調したいと思います。


この投稿が、この問題をより分かりやすく説明する一助となれば幸いです。

このブログのリンク:https://markrosewater.tumblr.com/post/822258924150472704/good-evening-mark-this-is-a-response-to-your

この『Mark Rosewater』さん回答を私なりに要約すると…

・MTGの変化は常にあるけどいずれかになるよね。
 └①:変化を受け入れよう!
 └②:同じ考えの仲間を作り、コミュニティを作ろう!
 └③:立ち去ろう
 └4つ目として元に戻すがあるけど、既に起きた事を戻すのは現実的に無理だよね。

・だからと言って、みんなの声を軽視していないよ。

・だから私(Mark Rosewater)は上記についてこう思ってるよ
 └①:好きな人がなぜ好きで居てくれるか理解して手伝いたい。
 └②:お互いが見つけやすいように行動を促す手伝いをするよ。
 └③:みんなとの交流が楽しかった。居なくなると寂しく思う。

さらに超ざっくりまとめると

「みんなの意見は分かる、受け止めよう」
「それぞれの考えがあっていい、それぞれの人に私はアプローチしていきたいよ」

と、とても前向きに感じるのは私だけではないと思います。

それに対し、『games rader+』の記事ではブログ内の「進むべき道」の発言を強く切り取り、UBの批判やプレイフォーマット、カードデザインについても言及しています。

ちゃんと全文を読めば ”悪意” がある記事ではない。
と理解はできるが、タイトルだけで反応したり、飛ばし飛ばしで読めば怒りや誤解が生まれかねないと感じました。

URL:https://www.gamesradar.com/tabletop-gaming/mtg-head-designer-mark-rosewater-says-fans-must-adapt-or-walk-away-if-they-dont-like-universes-beyond/

そして、実際にタイトルのみで判断しSNS投稿が行われ意図してなのか?世界に拡散され、私もそれにつられて記事を読んだ一人になりましたw

正直UBに思う事がある人が大多数だと思います。

明日、発表される2027年のラインナップ画像に予想を立てる人も多いですが、有名作品だからアリ/ナシ ではなく、MTGの世界感にあうか?あわないか?だと思っています。

完全に誰かの予想でしかないですが、『エヴァンゲリオンコラボ?』なんかも目にしましたが、私はエヴァは中学生から見ていて、新劇場版は公開初日朝一で見に行く程好きですが正直やめて欲しいと思ってします。

あまりにもMTGとはかけ離れているから…

来年もUBは来ると思いますが、どうぞお手柔らかに。としか言えません。

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