【統率者戦】禁止解除+ゲームチェンジャーリスト更新により、40枚→61枚へ!

本日4月23日未明、MTG公式より『統率者戦』における禁止解除 と ゲームチェンジャーリストの更新が発表となりました。

今回は公式記事の要約と、Xでの反応をまとめてみました。

公式記事:https://mtg-jp.com/reading/publicity/0038604/

❙ 禁止解除


現在まで、統率者戦において禁止となっていた5枚のカードが解禁となると同時に、ゲームチェンジャーリストに加わる事となりました。

■4月23日 禁止解除されたカード

陰謀団の先手ブレイズ
合同勝利
けちな贈り物
一望の鏡
『星の揺らぎ


昨年10月の禁止改定以降、多くのプレイヤーが再登場を期待していた『宝石の睡蓮』『魔力の墓所』については記事内に一言たりとも登場せず落胆した方も多いのでは?


2025年中の禁止についてはこのような発言も・・・

【次なる一歩へ】より一部抜粋

今年の残りは、統率者戦ブラケットの磨き上げやゲームチェンジャーの理念の策定に集中しようと私たちは考えている。コミュニティの声に耳を傾けながらブラケット・システムを細部まで調整してから、またこれまで通りの定期的なコミュニケーションをしていこうと思う。本日の禁止制限告知でもお知らせしている通り、今年中の禁止や禁止解除の発表はもうしない予定だ。

【まとめ】より一部抜粋

詳細は禁止制限告知を確認してほしいが、《陰謀団の先手ブレイズ》、《合同勝利》、《けちな贈り物》、《一望の鏡》、《星の揺らぎ》の5枚を禁止解除する。それと同時に、これらはゲームチェンジャーに指定される。今後は《有翼の叡智、ナドゥ》のように何か新しいものが現れ早急な対処が必要にならない限り、今年中に禁止措置が取られることはないだろう。

つまり、余程ゲームを壊す新しいカードや組み合わせが出ない限り禁止は出さず、禁止解除もしないというものです。

❙ ゲームチェンジャーリストの更新


今回、2枚のカードが『ゲームチェンジャーリスト』から削除され、
新たに今回禁止解除された5枚を含む23枚のカードが追加となり、総数は40枚→61枚となりました。

■ゲームチェンジャーから外れたカード

『つるむ面倒』『三なる宝珠』

『つるむ面倒』の解除理由(要約)
強いカードではあるが、他のゲームチェンジャー入りしているカードと比べると少し弱い。
最初の評価が過大だった為、解除した。

『三なる宝珠』の解除理由(要約)
相手を不快にするカードではあるが、これは高レベル帯では軽量呪文が連打され不快に感じるわけであって、低レベル帯ではそもそもマナコストが重めなのであまり干渉しないので不快指数が下がるので解除した。



■新たにゲームチェンジャー入りしたカード

テフェリーの防御

理由:完璧に守ってくれるカードで、『サイクロンの裂け目』と同じようにゲーム状況を1枚で一変でき、リスクを負わずに大胆なプレイや、攻める事ができるので追加した。


謙虚

理由:全てのクリーチャーが弱体化し、ゲーム速度がおそくなる。更に『三なる宝珠』よりもフラストレーションも溜まり、本来のゲーム体験を損なうので追加した。


覆いを割く者、ナーセット』・『オークの弓使い』・『概念泥棒

3枚まとめて理由:ドローを咎める手段は必要だがやり過ぎなカード。特に『Wheel of Fortune』系の手札を捨てて大量に引き直すカードと組み合わされる極悪コンボをされると、フラストレーションが溜まるので追加した。


直観

理由:確定ではないもの1枚手に入れながら墓地に2枚置ける強力なサーチ手段でその過程で墓地も肥やせるので追加した。


聖別されたスフィンクス

理由:除去必須でありターンが返ってくるだけで最低でも6枚のカードをドローし優位に立てる。更に他のプレイヤーがこれをコピーしたりする状況は良いゲーム体験とは言えないので追加した。


ネクロポーテンス

理由:一番ゲームチェンジャーリスト入りを望まれたカードで、黒×3マナは出しにくいが出てしまえばライフが尽きるまでカードを引けるのは強力過ぎるので追加した。
また、同類カードの『ネクロドミナンス』は一旦様子見しているが、同じような事態になれば同じ道をたどるかも・・・?


偏向はたき

理由:『コストのいらない打消し』に留まらず、ありとあらゆる事が0マナでできるので追加した。


ギャンブル』・『輪作』・『俗世の教示者

理由:低レベル帯では、「サーチカードは少しだけに留める」という制限がある。それでもサーチ範囲の広い1マナのサーチカードは極めて効率的であり、『伝国の玉璽』や『神秘の教示者』と同レベルのため追加した。ちなみに将来的にサーチカード全般を見直す可能性はある。


種子生まれの詩神

理由:ちゃんと構築すると実質追加3ターンぐらいの効果があり、1人のプレイヤーがゲームの時間を多く占有することにもなり追加した。

1つお詫びとして…『タルキール:龍嵐録』統率者デッキ「アブザンの守り」に収録したのはブラケットシステム云々の前に収録が決まっていたし皆が混乱するのはわかってました。ゴメンね。


自然の秩序

理由:大型クリーチャーを早い段階で踏み倒しして出せる強力な手段とサーチが合体した強力なカードなので加えた。


食物連鎖

理由:フェアよりも無限コンボの燃料として使われることが多い。ブラケット3でもゲームチェンジャーとして制限をかけるに値するカードであると感じ追加した。


オーラの破片

理由:置物除去は必要だが、これはやり過ぎ。通常のスペルとは違い恒久的に効果を得られることは特定のアーキタイプを苦しめる事になるので追加した。


死者の原野

理由:動き出しは多少遅いものの、フェッチランドや追加で土地をプレイできる効果などで1ターン中に3体以上のゾンビを繰り出すこともでき、土地がそれをできるのはマズイ。守りにも攻めにも使えるこのカードを追加した。

Mishra’s Workshop

理由:値段が高く使用頻度は少ないものの書いてある事はおかしい。余裕でゲームチェンジャー入りのレベルではあるのでリストに追加した。

❙ ネットの反応



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マジック:ザ・ギャザリング 歴27年の妻子持ちプレイヤー兼コレクター。 初めて組んだデッキは、5色スリヴァー。 【プレイフォーマット】 スタンダード:組んでるだけレベル モダン:2年以上愛好しているデッキ レガシー:1番好きかも 統率者:レベル5~9 までを3デッキ保有

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