10月25日~27日までアメリカ/メリーランド州 ボルチモアにて『マジック・スポットライト・シリーズ』がスタンダードフォーマットで開催されました。
今回は各日程のメタゲームから、TOP8、Xでの反応などをまとめていきます。
配信の様子はこちら
1日目 URL:https://www.youtube.com/watch?v=G3rV3lpGaQU
2日目 URL:https://www.youtube.com/watch?v=icuso8Ia7vU
❙ Magic Spotlight: Spider-Man
今年6月に日本で開催された『スポットライトシリーズ』の冠は、 ”FINALFANTASY” でしたが、今回はユニバースビヨンド “マーベルスパイダーマン” のタイトルが付いています。
そして、このスパイダーマンシーンは2回開催され、
・10月24日~26日:アメリカ・メリーランド州ボルチモア
https://melee.gg/Tournament/View/298798
・10月31日~11月2日:イギリス・リバプール
https://my.fanfinity.gg/convention/14?utm_source=wotc&utm_medium=announcement
でそれぞれ『スタンダードフォーマット』でのトーナメントになります。
そして各トーナメント参加者には、
『スペクタキュラー・スパイダーマン』のプロモーションカードが配布され
TOP128位には追加でFoil版も手に入れる事ができます。

※他のプロモ系がボーダーレス版が多いのでちょっと違和感はありますが、
構図や背景含めスパイダーマンが映えてカッコイイ1枚になっています!


URL:https://mtg.bigweb.co.jp/card/Spectacular%20Spider-Man?stock_id=3493785&exp=Events
❙ メタゲーム
続いて各日程のメタゲームを見ていきましょう!
やはり気になる所としては、『イゼット大釜』『赤単アグロ』の使用率です。
■1日目(参加者:548名)

■2日目(参加者:131名)

2日間上位10デッキを1つの表にまとめてみました。
下馬評通り『イゼット大釜』が最多かつ、それに対抗する『赤単アグロ』という勢力図は他の大型トーナメントと変わらないが、注目すべきは2日目進出率。

いずれも全体のパーセンテージが上がり、あらゆるデッキを捕食してきたと思われます。
この結果に、『八十岡 翔太』選手もこの反応。

❙ TOP8
イゼット大釜だらけの2日をくぐり抜けた猛者が集うTOP8はこちらの面々!
1位:Etai Kurtzman 選手 / イゼット大釜
2位:Nam Dang 選手 / イゼット大釜
3位:Kellen Pastore 選手 / シミックアグロ
4位:Ian Barber 選手 / イゼット大釜
5位:Joseph Puglisi 選手 / イゼット大釜
6位:Alexandre MacIsaac 選手 / ラクドスアグロ
7位:Jody Keith 選手 / イゼット大釜
8位:Benji Leaf 選手 / ボロスアグロ
試合は進み決勝戦は
・Etai Kurtzman 選手 / イゼット大釜
・Alexandre MacIsaac 選手 / ラクドスアグロ の対決に!

特筆すべきは、ラクドスアグロ の『残響の力線』
以前は『巨怪な怒り』をコピーして『僧院の速槍』が殴って来るなど一時期とてつもない爆発力でスタンダードを席巻する時期もありましたが、ここにきて再度日の目を見るとは!
優勝をもぎ取る瞬間のプレイもすさまじく、『織火心の挑戦者』に『声も出せない』が張られ 0/2 の能力を持たないクリーチャーにされた状態で、『急抗直下』『裏の裏まで』『急抗直下』を『残響の力線』でそれぞれ2回誘発させて15点を削りきるプレイにしびれました。


『声も出せない』で封じたと思ったら、これはマジで予想できない…

優勝したデッキリストは⇩画像の通りです。
速やかにライフを削る事に特化した構成で、ラクドスと言いながら黒要素は『無感情の売剣』のみ。

『イゼット大釜』環境を制したのは凄いですが、ちょっと環境が歪すぎますね💦

❙ Xの反応



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