『久遠の終端』収録の神話レア『ウロボロイド』が価格高騰中!8月3日のMagicOnline challengeで突如結果を出し話題となり、ストリーマーを中心に配信されて国内外共に注目を集めています。
今回は『ウロボロイド』の現状や、今後の個人的予想などをまとめていきます。
❙ ウロボロイド
緑緑②の4マナ 1/3 という現代MTGではかなり控えめなスタッツですが、
その真価はテキストBOXの中にありました。

あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたがコントロールしている各クリーチャーの上にそれぞれ+1/+1カウンターX個を置く。Xは、このクリーチャーのパワーに等しい。
出したターンは何もしなければ自軍のクリーチャー全体に『+1/+1』カウンターを1つばら撒くだけです。しかし、2体並びや以降のターンではととんでもない盤面になります。
私も配信や動画を拝見してその強さを認識したくちです。
■参考動画
GonTVさん
https://www.youtube.com/watch?v=qJLWLyfbONI
≪デッキレシピ≫

青緑のシミックカラーで構成されたデッキですね。
最大が4マナ域で『永劫の好奇心』と共に『ウロボロイド』が投入されています。
デッキの動きなどは参考動画をご確認いただきたいのですが、
一部をスクショにてご紹介。
1枚目の画像の盤面は前のターンに『ウロボロイド』をプレイし放置され、次のターンに2枚の『ウロボロイド』を展開し戦闘前に能力の誘発をしているシーンです。

前のターンに『+1/+1』カウンターが置かれた『遺伝子変異の成虫』と中央の『ウロボロイド(A)』がいて、このターン場に出た右側の『ウロボロイド(B)』と共に『+1/+1』カウンターをばら撒きます。
この時、順番を『ウロボロイド』A⇒Bの順にすることで最大値のカウンターを載せる事ができます。

『ウロボロイド(A)』のパワーが2 の為、全体に『+1/+1』カウンターを2個配布。
『ウロボロイド(B)』はAの解決後パワーが3なので、全体に『+1/+1』カウンターを3つ配布。
そうなると『+1/+1』カウンターの数は、
『遺伝子変異の成虫』元々1個 ⇒ 2個追加 ⇒ +3個追加 =計6個
『ウロボロイド(A)』元々1個 ⇒ 2個追加 ⇒ +3個追加 =計6個
『ウロボロイド(B)』元々0個 ⇒ 2個追加 ⇒ +3個追加 =計5個
と一気にサイズアップ!

更に次のターンまで除去られなければ『+1/+1』カウンターの数は、
『遺伝子変異の成虫』元々6個 ⇒ 7個追加 ⇒ 13個追加 =計26個
『ウロボロイド(A)』元々6個 ⇒ 7個追加 ⇒ 13個追加 =計26個
『ウロボロイド(B)』元々5個 ⇒ 7個追加 ⇒ 13個追加 =計25個
と、1体プレイヤーにダメージ通るだけでゲームが終わるサイズに…


❙ 価格&在庫状況
『久遠の終端』発売タイミングでのシングル価格は、おおよそ800~1200円という価格でした。
現在の価格や在庫状況を『ウィズダムギルド』さんで見てみると、価格反映のラグがありながらも右のグラフは垂直に立ち上がっています。


在庫状況にもラグがあり 8月7日15時時点では以下しかありませんでした。
『BIGMAGIC』さん:4,000円代(通常版日/英)
≫URL:https://mtg.bigweb.co.jp/stocks/viewcard/3467562
『シングルスター』さん:4,980円(拡張アート版Foil)
≫URL:https://www.singlestar.jp/product/321864
『BLACK FROG』さん:5,980円(拡張アート版)
≫URL:https://blackfrog.jp/shopdetail/000000196510/

メルカリでも、3000円代以下は売れています。
≫URL:https://jp.mercari.com/search?keyword=%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89


❙ Xでの反応

❙ 今後の予想
ここからは、私の独断と偏見になりますので「こういう意見もあるのね~」ぐらいで読んでいただけると幸いです。
私の予想は今後、
発売当日の “1,200円前後” に落ち着くと思います。
その理由として3つ考えられます。
①:主戦場はスタンダード
≫このスタッツ+能力で競技レベルで活躍できるのはスタンダードまでだと考えています。
≫スタンのローテーション直後で軽量除去が少ないタイミングだからこそ輝いてるのでは?
≫4枚投入は少ないが『陰湿な根』『グルールアグロ』などのアクセントとして活躍の機会は多そう。
②:時間がかかる
≫全体強化は強いがゲームを決める程の力を発揮するまで時間がかかり、最速を目指すと横がいない。
≫現スタンダード環境が少し遅くなったので通用するが、ちょっと遅い気がしている。
③:統率者戦では人気
≫統率者戦ではこの手のカウンターばら撒き能力は愛好している人も多い。
≫殴る系のデッキに入れる力はある。
以上です。
なので私はパックから1枚引きましたが手放す方針です。
こればっかりは、どんな未来になるかわかりませんが、自身の判断で売り買いするのもMTGの面白い所だと思っています。




Leave a Reply