【身代わり合成機】今回こそはヤレるのか?3度目の高騰!w

2024年4月発売の『サンダージャンクションの無法者』の『ビッグスコア』に収録されている神話レアの『身代わり合成機』ですが『久遠の終端』リリースのタイミングで3度目の価格高騰をしています。

今回は『身代わり合成機』の歴史や、今回高騰している要因などまとめていきます。

❙ 身代わり合成機 とは?

『サンダージャンクションの無法者』発売当時より注目を集め初動7~8,000円を推移していたTOPレアの『身代わり合成機』。


収録も特殊で『サンダージャンクションの無法者』の通常セットの『ザ・リスト』枠があり、内訳は10種類の『スペシャルゲスト』と30種類の『ビックスコア』計40種である。

プレイブースターでは5パックに1枚が『ザ・リスト』が出現しコレクターブースターからも出現率は低く設定されていたため他の収録カードよりもパックから引く難易度は高いものでした。


カードの能力はアーティーファクトとのシナジーが強力なものの単品では仕事をほぼしない置物ですが、2枚を張ったり、後続の3マナアーティーファクトが場に出るたび暴れ出し、巨大トークンを量産しゲームを決める能力を持っています。

そんな『身代わり合成機』ですが発売当時は活躍するもその後「微妙じゃない?」などの声も多く、赤単などの早いデッキが活躍すると結果がだせず下火になりました。

■価格推移グラフ(2024年4月~2024年9月)

❙ 2度目の高騰


発売後10カ月経過した2025年2月『霊気走破』の発売により再度注目を集める事となりました。

その理由は『霊気走破』にはアーティーファクトカードが多数収録され、
・『出産の殻』のアーティファクト版である『再利用隔離室』
・土地以外なんでも触れる『危険な罠』
・親和持ちかつクリーチャーでスペックの高い『記憶の守護者』
などが加わり期待値が高まり過去最高額の1万円クラスまで価格が高騰しました。


しかし、記憶にも新しい『赤系アグロ』『オーバーロード』『アゾリウス全知』『セルフバウンス系』が台頭する時代では活躍することが難しく活躍頻度と共にまたひっそりと価格は下がっていくのでした。。。

■価格推移グラフ(2024年4月~2025年6月)

余談ですが、4月末に『平山 怜』選手がチャンピオンズカップファイナルで優勝したのは今までと少しちがった『アゾリウス・アーティファクト』でした。


メインボードから『真昼の決闘』を4枚詰み、
『タルキール龍嵐録』で収録された『団結の最前線』と近しい効果を持つ『カイラの再建』を搭載し1枚で複数枚を場に出せる手段を手に入れた型は衝撃的でした。

平山怜選手の公式記事はこちら:https://mtg-jp.com/coverage/ccfs3r3/article/0038641/

❙ 3度目の高騰!

まずは現在の価格推移からみてみましょう!

7月中旬から価格が急上昇しています!
これは2回目の高騰同様にアーティファクトが多く収録される『久遠の終端』の発売やスタンダード環境がローテーションした事での追い風などが影響として考えられます。


さらに販売価格や、在庫数をチェックしてみると国内在庫がへりつつあり、さらに『トリム平均価格』も9,000円代に突入しています。

※トリム平均とは?
トリム平均とは、データセットから極端な値(外れ値)を取り除き、残りのデータで平均を計算する方法です。

今日だけでもかなり売れていて、『晴れる屋』さんのECでも全Ver.合わせて残り2枚という状況。
需要がめちゃくちゃ高まっていますが、その要因は⇩Xでの反応から答えがでるかもしれません。

❙ Xでの反応


色々なカードの相性や、高価買取のポストなど様々見受けられます。
個人的には『ピナクルの特使』や『巨大な神核、ウスロス』に期待しています。



About へしこ 324 Articles
マジック:ザ・ギャザリング 歴27年の妻子持ちプレイヤー兼コレクター。 初めて組んだデッキは、5色スリヴァー。 【プレイフォーマット】 スタンダード:組んでるだけレベル モダン:2年以上愛好しているデッキ レガシー:1番好きかも 統率者:レベル5~9 までを3デッキ保有

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