

国内外のMTGニュースをまとめているYouTubeチャンネル『時尾 ほぐす』さんの最新動画で、海外有名プレイヤーの発言を日本語解説しながら『時尾 ほぐす』さんの想いを述べている動画が公開されました。
今回は一部抜粋していますが、全編が気になる方やネタバレが嫌な方は先に動画視聴がおススメです。
https://www.youtube.com/watch?v=VueSRnkGKT0
❙ 動画内容
【MTG】有名プロ、スタンでの「コーリ鋼の短刀」禁止論に一喝「怠けるな」。発言内容を日本語解説します と銘打たたれた動画です。
事の発端は、5月16日から開催されていた『REGIONAL CHAMPIONSHIP』の解説担当の現役プレイヤー兼ストリーマーである2名の発言から始まっています。

話題となったのは、『イゼット果敢』VS『グルール抑揚』の対戦解説の一コマです。
※一部要約しています。

≪解説者A≫
イゼット果敢に『ドレイクの孵卵者』が採用された事で幅持ちながら進化しながらもゲーム速度が遅くなった事で、グルール抑揚などのデッキにもチャンスが生まれているのがスタンダードの面白さである。
このような流れからスタンダードで『禁止を出すべき』という話題が嫌いな理由である。
世論で『コーリ鋼の短刀』や『巨怪な怒り』の禁止論争は論外。最強デッキは常に存在するもので、『このデッキ強すぎ』『このカード強すぎ』『つまらない』『禁止しろ』は聞くに堪えない。
≪開設者B≫
Aに同意。カードが強すぎるかどうかは、プレイヤーが時間はかかるが証明してくれる。
例えばモダンの『死の国からの脱出』は最強格になってから1ヵ月経ってもどのデッキも勝てない状況で、14枚のサイドボードを積んでも勝率は上がり続けた。それに比べれば『コーリ鋼の短刀』や『巨怪の怒り』の勝率はせいぜい50%でスタンダード環境でそれぞれのデッキが回答策を用意できている事から『死の国からの脱出』程ではない。
スタンダードで禁止を望むプレイヤーに対して、『怠けるのをやめろ』と一喝。どうやって勝てるか考えず努力もせず禁止を望むのはやめろ。
『時尾 ほぐす』さんの意見
半分賛成、半分反対。賛成は、メタゲームは回るものだし、現在イゼット果敢が支配的である事実はあるが次の禁止改定6/30 まで待つべき。
反対は、現在のスタンダードが高速過ぎるという点。そして、次回の禁止改定は1年に1度のスタンダード禁止改定のタイミング(イレギュラーを除き)なのでプレイヤーの声という所では発言することでウィザーズ社が検討する材料になる事は無意味ではない。
ちなみに、私個人の意見は『コーリ鋼の短刀』はセーフ、『巨怪の怒り』は禁止ですね。理由は、時尾さんとおなじく、スタンダードの環境が早すぎる事でその元凶は『巨怪な怒り』であるからだと考えています。
アリーナBO1で禁止の、『残響の力線』しかり、『心火の英雄』『多様な鼠』との組み合わせなど。どのデッキも対策が必須かつあまりにも打点が高く『対処できないと負け』『遅いデッキでは動く前に負ける』しかも、その後もトランプルが付与されて対処を必要としてくるからです。

『コーリ鋼の短刀』は対処しやすくゲーム展開も1枚で決めるわけではないので、まだ他のデッキにもチャンスがあると思います。
❙ コメント欄の反応
・最近は何でもかんでも禁止しろと言いだすユーザーが多いのは同感ですね
・スタンはカードプールが広がっちゃったからなあ、、それが高速化の要因だよね
・勝ちを目指すのであれば、強いと言われているデッキを握るのは当然です。弱点を知るにもそれが一番の近道だからです。
・確かにあの使用率見ちゃうと禁止も仕方ないかと思う部分もあるけど直近の大会でも優勝は違うデッキやったりするし(ある意味一強環境らしいガンメタではあるけど)禁止禁止いうほどではないんじゃないかとも思ってしまう
・コーリ鋼複数並べられて、兄弟仲の終焉か一時的封鎖で流すと脳汁が出ます。
・FFコラボのカードを使いたいのにその前にボコボコに殴られる未来が視える・・・
・過去に禁止にされたカードのような環境上位に長くいて「強すぎる」やレガシー事件みたいな「あまりにも不快」、ナドゥのようなあまりにも「デザインミス」が無い限りはコーリ鋼とかまだ普通に残ってても良いと思う。
・こんなもん毎回禁止にしてたらmtg信頼失くすで
・4ターン目で全知っていうタイムリミットが存在する以上早くなるのは当然なのでは
・ブリーチみたいな最悪を持ち出してアレよりマシだからって論調嫌い
・この発言に反論するなら、短刀ではなく巨怪の怒りはなんらかの処置が必要…そして運営が怠けるなと言えてしまうのですが…

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