【コレクション】東京MTG ニシデさんが伝える、パワー９の買い方

東京都秋葉原にあるカードショップ『東京MTG』さんの公式YouTubeチャンネルにて、
代表のニシデさんが パワー9の買い方を紹介している動画が公開されました。
引用動画：https://www.youtube.com/watch?v=dkHb74PaLmY

高額カードで一生で1枚買うか？
1枚買ったら沼るか？
買ったはいいけど売ってしまうか？

などマジックプレイヤー、コレクターに分かりやすく紹介している動画になります。

「パワー９」なんて一生買わないよ！という方でも、
再録禁止カード や デュアルランド などを買う時にも役立つ知識だと思いますので動画本編や、本記事を読んでいただけると幸いです。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

最初に3枚並んだ『Black Loutus』は、
210万円、198万円、185万円　っと車買えちゃう金額がズラリ
素人目には金額の差がわかりませんが、この後の動画でちゃんと説明してくれています。

高額カードを買いたいけど、
何を基準にすべきか？
買い方が分からない。。。　
などをパワー９を数多くのユーザーに提案してきたプロの目線で紹介してくれます。

はじめに重要なことから・・・

どのレベルの物が欲しいのか知る！

理由はオールドのハイエンドカードは状態によって めちゃくちゃ 値段の幅が激しいとの事。
カードの状態については、晴れる屋さんのページ を参照すると・・・

状態の種類で6種類、そのうえ±、インク、サイン、日焼け など
古いカードになればなるほど、ダメ―ジは蓄積されるので金額差が出るのは当然ですね。


状態を詳しくカメラに映してくれるのですが、

ここでもニシデさんの拘り『カードは素手で触る』です。
グローブを付けたりすると、逆に滑ったりしてカードを痛める可能性がある為。との事

確かに、慣れないもので触るのはかえって危ないですし、
コメント欄でも肯定的な意見もあり、私自身もそこまで高額カード所持していませんが同意です。
※確かに、紙よりも固かったりしますから傷つきますよね、、、

早速状態について説明が開始されます。
最初に登場したのは、『Chains of Mephistopheles』 のNM
legend収録の高額カードで、再録禁止カード　現在相場の最安で約80,000円（英語版）

1994年6月に登場したカードで、
このブログを読んでいる方の中にはまだ生まれていない人もいるのかもしれないオールドカード。
この手のカードは状態が悪くても価値がつき、枚数が少ないからこその貴重性もあり
NMクラスはなかなかお目にかかれない1品。



続いて、Ｘでもたび論争を生み出す、
デュアルランドの中でも人気の『Volcanic Island』 のNM ⁻～SP程度
このカードはリバイズド（3版）収録で、もちろん再録禁止カード
現在、国内相場の平均が約120,000円（英語版）※βやFBBなどを含む平均値なので高め？

ニシデさん曰く、このあたりからコレクション価値は下がるとの事で、
表面は反射させても傷は少ないのですが、裏面は
↑の写真右側2つの黄色い矢印あたりに、”白かけ” や ”汚れ” があり評価を落とす原因との事。

状態と値段のバランスが良いことが挙げられますが、
人によって『コレクション』の観点で見ると許容できる？できない？が生じるラインだそうです。
プレイして、資産として持つなら個人的には一番いい気がします！



ここでお待ちかねのパワー９の１つ、『Mox Jet』 のMPが登場
このカードは、アンリミテッド（2版）のもので、当然再録禁止カード
現在、国内相場の平均が約730,000円　※α、βを含む平均値なので高い

表面は比較的キレイですが、よく見てみると劣化やキズが見られます。
裏面は黒枠の分部の ”白かけ” が目立ちますね。

ただ、冷静に考えてみると30年以上前の紙。
このレベルでも、人によっては許容できたり、キレイと感じる方もいるそうです。
自分も金額差にメリットがあれば許容できる範疇です。



統率者需要もある無色土地、『Mishra’s Workshop』 のHP
このカードは、アンティキティー収録の再録禁止カード
現在、国内相場の平均が約453,000円　ほぼパワー９ぐらいの価格ですね。

表面は黒枠部分の消耗、裏面も激しい消耗＋歪み（おそらく赤矢印分部）があったり。
プレイする場合は問題ない反面、状態的には昔のカードという印象に・・・
この状態だと、プレイ用に最安で長く使ていく方におススメ！との事。

確かにガチ統率者で1枚使いたい気持ちはわかりますが、
それでも1枚 数十万のカードがデッキに入っているとなると持ち運びに神経使いそう。



最後は2回目の登場、『Mox Jet』 のPoor

表面は光の反射でわかる通り汚れや、キズ
中でもアートの中心、黒い宝石部分が白っぽく見えます。
画像2枚目の裏面にも数多くの傷がり
ニシデさんの右親指あたりの立体キズが表面まで達してます。

ここでマジックの高額カードの減点ポイント。それは・・・

立体キズは価値が大きく下がる

プレイの時も、一重スリーブだと感触でわかるレベル。
二重は厳しく、三重スリーブぐらいが問題ない？とう見解でした。

先程記載した、アート部分の劣化やキズも大きく評価を下げるポイント。
ただし、価格を最重要視して売却などをあまり考えない人はいいのでは？


完全に好みになりますが・・・個人的には、リング式のカードファイルは使わないです。
過去に幾度となくリング側のカードに傷や曲がりが生じた事がありました。
※リング式愛好家の方、ゴメンナサイ。ディスってないです。



おまけ として、インクド も紹介しています。

その名の通り、インク（ペンやマーカー）で ”誰かが塗った” カードの状態を指します。
リペア行為 として付いてコレクション価値が下がってしまう。

それも、塗り方の上手い/下手、マーカー系やボールペン など状態も様々。。。
見た目で分かりにくいので専門ショップ以外だとオールドカードの中に混入している
可能性もあるので、状態チェックの際に気にしてみるのもいいかもですね。




ここからは、3枚の 『Mox Jet』を使った、ニシデさんの提案ロールプレイングになります。
※再生はこちら

同じカードで、価格差が最大14万円。
その違いは実際の動画を視聴して ニシデさん からお店で説明されているのを体験してください。
※再生はこちら



ニシデさん からの金言が！
高額カードや、コレクション用カードを購入する際は、一期一会で1点物を探すという感覚。
人によっても様々な条件があるので、是非色々な物を見て『自身の求める傾向』を知った上で、

そして、オオトリは冒頭で出た3枚の『Black Loutus』をじっくり見ていきます。
※再生はこちら

お客様目線で気になりそうなポイント解説したり、
アップ画像で細かい状態を見れたり、アンリミテッド特有の初期キズを知れます。
※再生はこちら

これだけ高額な商品を購入する場合、悩んでしまう事があると思います。
そんな時は、信頼できるショップの店員さんや、ニシデさん に聞いてみましょう！
※案件記事ではありません。(笑)


また、東京MTGさんでは買取10％トレードを実施中。
使わないカードをまとめて買い取りに出して、高額カードを検討してみてはいかがでしょうか？
※東京MTGさん 買取専用Xアカウント


最後に

動画のコメント欄もすごく好評な様子で、

自分もオールドカード買う時は今以上に考えて購入しようと思える
とても勉強になる動画でした。


それでは皆さんも素敵なマジックライフをお過ごしください。